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木材価格市況 米中貿易摩擦のあおりで一部商品値上げ(東京木材問屋協同組合・木材価格市況調査委員9月例会)

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「中国向けに出荷される予定だったスギ丸太が、能代港で出荷されずに留め置かれている。米中貿易問題に関連して発生している事象だ」。9月4日新木場で開催された東京木材問屋協同組合・木材価格市況調査委員9月例会で、出席者から米中貿易摩擦で懸念される事柄が複数報告された。中国はアラスカ産スプルースに替わってカナダ産スプルースを集めており、楽器用に日本の3割増しの価格で購入している。ロシア産広葉樹製品に替わり需要が伸びている米国産広葉樹製品は、中国向け製品の輸出が減ると日本向け製品の輸出も減少する可能性がある。

【日本住宅新聞2019年9月25日号から一部抜粋】

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