省エネ基準比最大34.7%の改善見込む 家庭用エアコンの省エネ基準改正

家庭用エアコンの省エネ基準が改正され、壁掛け形は2027年度を目標年度として新たな基準値が設定された。いわゆる「エアコンの2027年問題」である。基準値や測定方法が見直されたことで、今後の市場では製品ラインアップに変化が生じる可能性がある。同年まで1年半を切ったいま、工務店としても改めて制度動向を把握し、住まい手への提案や設備選定の前提を更新しておくことが重要になっている。
経済産業省は2022年5月31日、省エネ法に基づく家庭用エアコンの省エネ基準を改正する告示を公布した。今回の改正はトップランナー制度における基準値と測定方法を見直すもので、壁掛け形エアコンの目標年度を2027年度、壁掛け以外の機種とマルチエアコンの目標年度を2029年度と設定している。
告示では、エアコンを冷房能力や構造に応じて細かく区分し、それぞれに適用される基準値を示した(下表)。省エネ性能を評価する指標であり、エアコンを年間通して使用した際の省エネ・・・
【日本住宅新聞2026年2月5・15日合併号より一部抜粋】











