東京合板卸売実勢価格6月23日調査 荷動き未だ鈍くメーカーは積極的減産へ

国産針葉樹合板は、地域差は見られるものの全国的に荷動きが一段と鈍くなっている。特に首都圏や関東、関西の都市部で荷動きの悪化が顕著になっていて、流通関係者は様子見、当用買いで対応するしか方法がなくなっている。各合板メーカーは積極的に減産に取り組んでいて、北海道のメーカーは6月から9月まで金曜日を休日とし、週4日のシフトに変更したそうだ。他メーカーも15~20%の減産を続けていて、在庫の調整や相場の維持に懸命に取り組んでいる。
【日本住宅新聞2020年7月5日号から一部抜粋】