発泡ウレタン断熱材 不燃性能確保に成功 ――アサノ不燃㈱

独自の不燃剤「セルフネン」による不燃木質材料の製造などを手掛ける㈱アサノ不燃は「発泡ウレタン」の不燃性能を確保することに成功した。従来の断熱性能と風合いを保ちつつ、コストを約5割削減したという。発泡ウレタン断熱材は引火しやすい上に、「数分で大量の煙と有害ガスが発生し、住まい手の避難を困難にさせる」と同社。延焼しやすく消火しにくいことから膨大な被害や人命が失われる事故が起こってきた点を指摘する。
【日本住宅新聞2022年10月15号から一部抜粋】