新築と遜色のない室内環境を

既存の性能が低い住宅であっても、適切な改修を行えば、最新の新築住宅と遜色のない室内環境をお施主様に提供することは可能だ。そのために必要となるのが省エネリフォーム。改めてそのメリットとしては、光熱費の削減、室内環境の改善、資産価値の向上、環境保護などがあげられる。
省エネリフォームを行う上で要求される性能を満たすには、「断熱」、「日射の遮蔽・取得」、「気密性能」の3つの取り組みが必要だ。「断熱」とは読んで字のごとく、「熱を断つ」もの。一般的に断熱性能が高い家は夏の暑さや冬の寒さといった外気温が室内に影響を与えることを低減させるため、年間を通して温度むらの少ない暮らしを実現することができる。
【日本住宅新聞2024年1月5日号から一部抜粋】