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「壊れるまで使う」からの転換を

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「もったいない」は日本社会の美徳の一つなどと言われる。特に高齢者世帯では「使い方を覚えなおすのは面倒」などの理由で、使い慣れた耐久消費財を「壊れるまで使う」傾向が見られる。だが、限度を超えて過度に長期間使用された電気製品やガス・石油機器等は、部品や材料が劣化し、火災事故などを引き起こすリスクが高まる。経産省の有識者会議は、地域電気店等に高齢者世帯の相談窓口の役割を求めているが、地域工務店も修繕やリフォームの機会を捉えて、設備機器の交換についても呼びかけていく役割が期待される。

【日本住宅新聞2019年6月5日号から一部抜粋】

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