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「まもなく10年」で終わらせてはいけない 改めて災害に備えた住まいづくりを

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平成23年3月に発生した東日本大震災から間もなく10年目を迎えようとする2月13日、福島県沖を震源地とするマグニチュード7・3、最大震度6強の強い地震が発生した。今回の地震による住宅被害は、宮城県で一部破損が278棟、山形県で同6棟、福島県で全壊が20棟、半壊が33棟、一部破損が2596棟、これら3県の合計で2649棟となっている(2月19日時点)。気象庁は今回の地震を東日本大震災の余震とみており、多くの犠牲者を生んだ同震災の驚異的なエネルギーが改めて現在も存在していることが確認された形となった。東北各地では現在も震度3程度の地震が繰り返し発生しているが、不安な日々を過ごされている方々の心に早く平穏が訪れることを願いたい。

 【日本住宅新聞2021年2月25日号から一部抜粋】

 

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