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【健康住宅特集】化学物質過敏症や嗅覚過敏 見えない刺激とどう向き合うか

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 住宅に求められる価値が「性能」から「健康」へと移りつつある中で、化学物質過敏症や嗅覚過敏を抱える施主への対応が工務店の重要な課題として浮上している。

 建材に含まれる揮発性有機化合物(VOC)への反応は個人差が大きく、一般的な基準を満たしていても体調不良を訴えるケースが後を絶たない。建築後のクレームや長期的な関係悪化を避けるためにも、計画段階からの丁寧な聞き取りと、適切な建材選定が求められている。

 事実として、厚生労働省が定める室内濃度指針値は存在するものの、化学物質過敏症の発症メカニズムは医学的にも未解明な部分が多い。症状の程度も、微量の匂いで頭痛を訴える人から、建材の種類によって呼吸困難に近い反応を示す人まで幅がある。

 こうした背景から、自然素材を中心とした建材の採用に注目したい。無垢材、漆喰、珪藻土など、化学物質の含有量が少ない材料は、過敏症の施主から一定の信頼を得ている。

 ただし、自然素材であれ・・・

【日本住宅新聞2026年2月5・15日合併号から一部抜粋】

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