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能登半島地震の津波と瓦の被害について報告

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 国土交通省国土技術政策総合研究所、(国研)建築研究所は、「令和6年能登半島地震による建築物の津波被害及び瓦屋根の地震被害に関する現地調査報告(速報)」をHPで公開したと2月6日に発表。調査対象は新潟県上越市、石川県珠洲市、石川県鳳珠郡能登町、調査期間が1月12~14日となっている。

 同調査は、津波による建築物の被害形態の収集と令和5年5月5日の地震(珠洲市正院で最大震度6強)で無被害であった瓦屋根の被害有無の確認を主な目的とし、今後の被害原因の考察に必要となる基礎資料の収集を目的としたもの。

 津波による建築物の被害では、 津波シミュレーションで比較的大きな津波が襲来した可能性があるとされていた上越市では、海の家の被害や住宅の浸水被害は見られたが、高台に位置しているものが多いことなどから津波による住宅の構造躯体への被害は見られなかったと報告した。

 日本住宅新聞2月15日号より一部抜粋

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