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令和6年4月新設住宅着工戸数

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 国土交通省は5月31日、令和6年4月の新設住宅着工戸数を発表。新設住宅着工戸数が7万6583戸(前年同月比13・9%増)で11カ月ぶりに増加した。過去10年の4月の戸数としては、上から5番目。持ち家の減少トレンドは続いているが、対前年度比の減少幅は小さくなってきた。貸家と分譲は増加したが、分譲戸建ては18カ月連続で減少となっており、注視が必要だ。
 持家は1万7878戸(同3・9%減)で29カ月連続の減少。過去10年の4月の戸数としては、上から10番目の水準だった。
 貸家は3万4598戸(同20・6%増)で先月の減少から再びの増加。過去10年の3月の戸数としては、上から4番目の水準だった。
 今回20%を超える増加となったことについて同省の担当者は「受注額の規模は堅調に推移していると事業者から聞いている」と説明。月ごとのばらつきをなくす工事平準化の影響を受け、例年多い3月の着工が減り、4月にずれたことが要因ではないかとの見解を示した。

【日本住宅新聞6月5日号より一部抜粋】

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