1. TOP
  2. 行政
  3. 墜落・転落の死亡者数減少も、事故型別では依然として最多/厚労省令和元年労働災害発生状況速報値

墜落・転落の死亡者数減少も、事故型別では依然として最多/厚労省令和元年労働災害発生状況速報値

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

厚生労働省は1月17日、2019年1~12月の労働災害発生状況調査結果(速報値)を公表した。建設業の死亡者数は前年から40人減の246人(14.0%減)で、2年連続で減少。ただし、全死亡者数の産業別の割合では、建設業は32.2%で最も多くを占めている。また、休業4日以上の死傷者数は前年から207人減の1万3813人(1.5%減)で、3年ぶりの減少となった。産業別割合は12.3%で、第3次産業、製造業、陸上貨物運送事業に次いで4位だった。建築業の事故の型別をみると「墜落・転落」が死亡、死傷とも依然として最も多い。「墜落・転落」の死亡事故は前年から減少しているものの、死傷事故については増加となった。今後、一層の墜落・転落防止の取り組みが求められる。

 【日本住宅新聞2020年1月25日号から一部抜粋】

 

関連キーワード