1. TOP
  2. 企業・団体
  3. 大規模木造建築分野 売上高61%超増加

大規模木造建築分野 売上高61%超増加

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ㈱エヌ・シー・エヌ(東京都千代田区)は2024年3月期決算発表会を5月20日に東京都内で開催した。売上高は79億9800万円(前年度比13・4%減)。営業利益は8300万円(同比80・3%減)だった。
 売上の減少要因としては大口取引先の受注減による、SE構法出荷数の減少と木材価格がウッドショックのピーク時から大きく下落したことによる販売価格の下落が挙げられる。
 営業利益の減少は、グループ会社の損失および特別損失による影響を受けた。具体的には同社が主軸として展開しているSE構法の販売が含まれる住宅分野の売上高が前期比で31・9%減と大幅に縮小した。
 一方で、非住宅の大規模木造建築分野では同比61・7%増、省エネ計算サービスや長期優良申請サービス、ZEB化サポート事業などが含まれる環境設計分野で16・0%増となった。


【日本住宅新聞5月25日号より一部抜粋】

関連キーワード