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輸入合板出荷納期遅れ気味 コンテナ デバン作業長期化

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 東京都ベニヤ板問屋協同組合と日本合板商業組合は5月22日、合板業界の動向を伝える市況通信を通達した。国産針葉樹合板は需要不振による当用買いが続き、輸入合板は今後上昇する見込みだ。
 国産針葉樹合板は3月の合板メーカーによる値上げ発表をうけ、3月の受注と4月の納品が増加した。価格は底固めができたようだが、需要の不振により荷動きは好調とはいえず、当用買いが続いている。新値と旧値が混在する状況が続いているが、おおむね3月発表の値上げ価格に向けて推移している。
 昨年度、合板価格は低迷していたが、2024年問題で運賃や人件費などの生産コスト全般が上昇している。ただし、国内の合板メーカー工場は稼働ラインも増えて生産キャパシティは拡大している状況だ。


【日本住宅新聞5月25日号より一部抜粋】

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