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住友林業とジオリーブが資本業務提携 流通業界の垣根を越え新体制へ

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 住友林業㈱(東京都千代田区)と、ジオリーブグループ㈱(東京都港区)は8月29日、資本業務提携契約を締結した。

 資本業務提携契約の締結について両者は「木材建材流通業界を取り巻く市場環境の変化に適応し事業展開を加速するため、商社と問屋(卸売)という業態の垣根を超え協業しそれぞれの強みである事業を強化、拡大し強固な収益基盤を実現する」としている。

 木材建材流通業界は新設住宅着工戸数の減少が見込まれる中、職人の高齢化や建設事業者の後継者問題等による人手不足の深刻化など様々な課題に直面しているところだ。

 両社は今後の木材建材流通業界について、「(これらの課題を受けて)物流・加工・施工等の機能強化による商圏確保の競争がより一層激化するものと予想される」という。こうした中、それぞれの強みである事業を強化して強固な収益基盤の実現を狙う。

 住友林業は国内外における木材・建材の製造、流通事業の拡大や木材コンビナート事業・・・

【日本住宅新聞2025年9月5日号より一部抜粋】

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