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中高層建築物の内装木質化 火災予測に関する計算プログラム開発

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近年、木造防耐火技術が発達し、中高層建築物を木造で設計する事例が増加している。こうした中、(国研)建築研究所は、中高層建築物の内装木質化によって発生する火災を予測する計算プログラムを開発したことを、2月19日に発表した。実際に目で見て、暖かみを感じることができる木材を室内の壁や天井等の内装材として利用する需要が増えている。一般的に、壁や天井の内装に木材を用いることは、火災の成長を早めると考えられていたが、近年では実大火災実験等の結果から、内装の一部に木材を使用する場合、大きな空間の内装に木材を使用する場合には、火災の成長が緩やかになることがわかってきている。

【日本住宅新聞2021年3月5日号から一部抜粋】

 

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