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日合連 超厚合板で炭素固定の促進 実用化に向け研究開発進む

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日本合板工業組合連合会(日合連)は令和2年度の林野庁補助事業における成果報告会「『超厚合板の開発』~合板の新たな未来を目指して~」を3月1日に開催した。冒頭、井上篤博会長は、欧州などに比べて我が国の二酸化炭素排出量が多い現状に触れ、CO2をストックし大気への放出を避ける技術「CCS」や、ストックしたCO2を利用する「CCUS」の促進が求められると指摘した。その上で「(木を伐採した後)製材合板、木造住宅、木造ビルになったとしても、木材製品はCCS、CCUSを(実行)し続けている」として、合板の利用を拡大することによりCO2の抑制につながることをアピールした。

【日本住宅新聞2021年3月15日号から一部抜粋】

 

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