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工場フル稼働でも材不足 天候回復も輸入は現状で推移 東京合板卸売実勢価格

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国内針葉樹合板は8月を迎えてさらに品薄感が強まっている。合板メーカーは工場をフル稼働させているが、品不足の解消までには至らない。特にプレカット工場からの引き合いが増加しており、7月の稼働率は約100%と発表された。8月のプレカット工場各社における受注平均は92%と前年同月比で5・1%増となり、前月比では4カ月ぶりに減少した。これは柱や合板などの資材不足により受注制限を行っていることが大きな要因といえる。また、今後もプレカット工場は合板を中心として旺盛な仕入れを行う模様で、9~10月の発注を受けようとする動きも見られる。

【日本住宅新聞2021年8月25日号から一部抜粋】

 

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