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納期遅延は常態化 仮需で先行き不透明

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国内針葉樹合板は現場からの引き合いや材の催促によって緊迫した状況が続いている。さらに、しばらく先の物件で使用する材や製品を確保しようとする動きもあり、仮需が増加している状況だ。仮需は正確な需要を読みづらくさせ、先読みの不透明感を高まらせる。また、価格は10月から再度の値上げとなり、東西の合板メーカーと共に一般流通、直売、プレカット材においても総値上げの様相を呈した。新設住宅着工数の好調さを考慮する限り今後、短期間で動向に変化が生じるとは考えにくい。年内に再度値上げされるケースも現実に起こる可能性が高く、予断を許さない状況は続きそうだ。

【日本住宅新聞2021年10月15日号から一部抜粋】

 

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