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2021年度グッドデザイン賞を受賞 ドアハンドル「ロングバーハンドル角型」・通路シェルター「ファイブフォート」/三協立山㈱・三協アルミ社

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 三協立山㈱・三協アルミ社が発売しているドアハンドル「ロングバーハンドル角型」と通路シェルター「ファイブフォート」の2商品が、2021年度グッドデザイン賞を受賞した。

 

 《受賞商品の概要》

①ドアハンドル「ロングバーハンドル角型」

ドアハンドル「ロングバーハンドル角型」は、子どもから大人まで、どこを持っても操作が可能なユニバーサル性の高いロングバーハンドルだ。ドアエッジに同化させたミニマルなデザインは、住宅ファサードプランの自由度を向上させるとともに、開閉力の軽減にも配慮した。トレンドに合わせたスクエアなデザインでありながら、操作部はシャープな見た目と異なり、丸くやさしい手触りに仕上げている。(同商品の発売日は2021年5月6日)

〈グッドデザイン賞評価ポイント〉

標準的なプッシュプルハンドルの動作を再検証し、日本では標準的な玄関ドアの開き勝手が外開きという条件のもとで、ハンドル形状自体のノイズレスだけでなく、外ハンドルをドアの戸先に寄せるレイアウト上のノイズレスを実現している。ドアハンドルだけをシンプルな一つの製品としてデザインして完了するのではなく、玄関ドアに設置されたときの構成要素の一部分として玄関全体を俯瞰した視点で再考している点を評価した。

 

②通路シェルター「ファイブフォート」

通路シェルター「ファイブフォート」は、リサイクル性の高いアルミ構造で、スチール構造に匹敵する業界最大級の柱ピッチ5000㎜と屋根張り出し量1800㎜を可能にした通路シェルターだ。シンプルなフラット基調の屋根デザインと多彩な納まりバリエーションにより、どんな場所にでも寄り添う仕様となっている。

〈グッドデザイン賞評価ポイント〉

技術的な蓄積や設計上の配慮により、強度など求められる条件を守りながら、かつてないシンプルな外観を実現していることが評価できる。柱間のピッチを大きくして本数を減らし、中桟は無くしていること、部品やねじの露出をさけ、竪樋も内蔵するなど、シンプルな外観の追求が徹底している。スチール製の従来製品に比較して環境と調和しやすく、リサイクル性や耐食性の面で優位であることも好ましい特徴となっている。(同商品の発売日は2021年7月15日)

 

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