熊本地震・千葉豪雨に学ぶレジリエンス性能の価値

7~8月にかけて、大規模な自然災害が相次いで発生した。7月28日の令和8年熊本地震では大規模なインフラ寸断や住宅被害が発生し、激しい揺れによる建物への損壊にとどまらず、広範囲に及ぶ断水や停電、ガソリン不足などが住民の生活基盤を直撃した。
それに追い打ちをかけるように、8月13日の令和8年千葉豪雨では関東各地で平年8月の3倍にのぼる雨が12時間で降り注ぎ、河川の氾濫や排水能力を超えた雨水によって各地で深刻な冠水や浸水被害が引き起こされた。
これらの事態は住宅業界に対して、衝撃と課題を突きつけることとなった。
工務店が改めて向き合わなければならないのが、高性能住宅の定義とそれを施主に提供する際に説明するための「価値」である。かつて「高性能」という言葉が使われる際、その多くは断熱性能や気密性能の高さを指していた。
冬暖かく夏涼しい家、冷暖房効率が高く省エネに優れる家といった要素が、他社との違いをアピールするための・・・
【日本住宅新聞2026年8月25日号から一部抜粋】










