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住宅の断熱化と居住者の健康への影響に関する全国調査/暖かい家に住む人は外出も増える

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断熱改修を予定している住宅を対象にして、居住者の血圧や身体活動量などを、改修の前と後で調査・比較することで、住宅の温熱環境と健康の関係を検証している日本サステナブル建築協会の「スマートウェルネス住宅等推進調査委員会」(村上周三委員長)は2月18日、全国調査第4回報告会を東京都内で開催した。これまでの調査研究では、「室温が安定すると血圧の季節差も縮小する」、「断熱改修で夜間頻尿回数が有意に減少する」、「断熱改修に伴う室温上昇によって、住宅内の身体活動量が有意に増加」といった新たに得られた知見を公表してきた。今回は、例えば、「断熱改修により住宅内の活動量が増加する」ことの延長として、“暖かい住宅に住む人は、外出頻度が多い”といった分析なども報告した。

【日本住宅新聞2020年3月5日号から一部抜粋】

 

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