製材・集成材・合板 国産材の割合は増加傾向
コロナ感染症拡大やウクライナ情勢による影響で、輸入木材の代替としての国産材の需要が高まっている。こうした中、林野庁は5月31日に発表した「令和3年度森林・林業白書」の中で、木材産業の各部門の動向を取り挙げている。製材業では、製材品出荷量は2010年以降ほぼ横ばいで推移している。2020年は前年比9・2%減の820万㎥だった。一方、製材用素材入荷量は同比10・8%減の1485万㎥で、このうちの78%が国産材となっている。
【日本住宅新聞2022年7月25日合併号から一部抜粋】