室内干しがメインでも外に干したいときもある! 着脱できる軒天用物干「ホスクリーンSPU型・SPI型」発売 ㈱川口技研

近年、洗濯物は室内干しや、衣類乾燥機をメインに使用する世帯が増えてきている。それは、新築住宅のベランダ設置率が減少していることに表れている。しかし、子どもの防水シーツや上履きといった水が滴るものやジーンズなど乾きづらいもの、シーツなど室内で干しきれないものなど、外に干したいといった一定のニーズがある。
そこで今回紹介したいのが、このほど㈱川口技研の物干ブランド「ホスクリーン」®に新たに加わった着脱可能な軒天用物干「SPU型」と「SPI型」だ。
これらの製品は、軒天に取付けた本体にポールを装着し使用する。使用しないときは取り外すことができるので、軒下の空間を自由に利用することができ、ベランピングや子どもの水遊び、バーベキューなど趣味や憩いのスペースとして、住まい手のライフスタイルに合わせた柔軟な使い方を後押しすることができる。
取り外しができることは、眺望の面でもメリットをもたらす。戸建て住宅において軒下は一般的に掃き出し窓を設置するケースが多いが、せっかくの大開口窓を設置しても、物干し竿が視界に入って景観を損なうことがあるかもしれない。こうしたケースでも洗濯物を干さない時はポールを取り外すことで、室内からの視界を妨げずに美しい景観を楽しませてくれる。また住宅を外から見たときの美観も損ねない。
「SPU型」は、ポールと竿が一体型になっているのが特徴。シンプルで直線的なデザインで、細く美しいシルエットと安心感のある竿を融合させたものとなっており、仮につけっぱなしにしていても住宅の美観や室内からの景観を損なわず、暮らしに馴染む長く使えるデザインとなっている。また、取り外したポールと竿は折り畳んでコンパクトに収納することが可能。
一方、「SPI型」は、ポールを本体から着脱できる機能は同様で、ポールの先端がリング状になっている。竿を使わずにリングに直接ハンガーを掛けてコンパクトな1本使いをすることができる。別途竿を用意し、2本のポールに通せばたくさんの洗濯物を干すことが可能。「干す」場所の広さや洗濯物の量に合わせて柔軟な使い方を選べるのがSPI型のメリットといえる。
「SPU型」「SPI型」共に、高さ寸法2種類(650㎜、850㎜)から選べる。また、特注をすることができ、軒天からの高さ250~850㎜(50㎜単位)の範囲で対応が可能。これにより、軒天高さや使う方の身長に応じて適切な高さを選べる。「SPU型」の竿の長さ(取付寸法)は1820㎜の1種類。(竿の長さは特注不可)。目安重量は、SPU型が15キロ。SPI型が2本1組で20キロ(1本あたり10キロ)。カラーはBL(ブラック)とST(ステンカラー)の2色を用意している。
ホスクリーン「SPU型」と「SPI型」は、室内干しがメインの方がたまに外干しするのに「ちょうどいい」サイズ感。使うときだけサッと取り出せて使わないときは取り外せて軒下空間をフレキシブルに使えて、「ちょうどいい」。まさに「これからの洗濯にちょうどいい選択」ができる商品といえるだろう。
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【日本住宅新聞2025年1月5日号より一部抜粋】