防火ロールスクリーン FIRECUT–RS発売

三協立山㈱(富山県高岡市)・三協アルミ社は、新築戸建て住宅およびビル・集合住宅向けに、国土交通大臣認定防火設備(個別認定品)を取得した防火ロールスクリーン「FIRECUT–RS(ファイアーカットアールエス)」の販売を開始した。
同商品は、単体で個別防火認定を取得。室内側に取り付けることで、防火地域や準防火地域の建物にも非防火窓を設置することができ、顧客の要望に応じた多様な選択が可能となった。また、スクリーンを下ろすことで、開口部が二層構造になり、高断熱化にも貢献できるという。
防火地域や準防火地域の建物は、延焼のおそれがある開口部に、国土交通大臣の認定を受けた「防火設備」の設置が義務付けられている。一方、防火性能を確保するための技術的な課題などにより、防火窓の窓種は非防火窓と比較して少なく、設置できる窓種が限られているという悩みに対応した。
【日本住宅新聞2025年8月25日合併号より一部抜粋】