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【地震対策特集】能登半島地震で明らかになった被害傾向と耐震等級の効果

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 能登半島地震では能登地方の広い範囲で震度6強以上の揺れが観測され、多くの住家が倒壊や損傷に見舞われた。こうした中で、国土交通省の報告「令和6年能登半島地震の建築物構造被害について」によると、木造戸建住宅の被害状況には明確な傾向が見られた。

 住宅性能表示制度により耐震等級2または3を取得した住宅、そして長期優良住宅として認定された住宅では、倒壊・崩壊や大破に至った事例が確認されず、大部分が無被害であった。

 輪島市、珠洲市、穴水町といった被害の大きかった地域で実施された悉皆調査(調査対象となるものすべてを漏れなく調べる方法)でも、2000年以降に建築された住宅の中で、耐震等級を取得した住宅は被害が少なく、耐震等級の有無が被害の差として明確に表れていた。

 耐震等級は極めて稀に発生する地震に対して構造躯体が倒壊しにくいかどうかを評価する指標であり、等級2は建築基準法レベルの1.25倍、等級31.5倍以上の地震力に耐・・・

【日本住宅新聞2026年1月25日号から一部抜粋】

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