レジリエンス住宅の理想は日常の豊かさ×有事の備え

5月31日、国土交通省と気象庁から台風第6号の今後の見通しに関する合同発表が行われた。国交省は河川の氾濫などに対する事前準備の重要性や、川や海の様子を見に行かないこと、最新の交通等の情報を確認することなどを呼びかけている。
このように毎年繰り返される自然災害の脅威を前に、住宅業界において改めて注目したいのがレジリエンス住宅という概念である。
レジリエンス住宅とは、自然災害が発生した際のリスクを最小限に抑え、被災後も速やかに日常生活を取り戻すことができる回復力を備えた住宅を指している。
具体的には、地震や台風に対する強固な躯体構造や水害時の浸水対策といったハード面の強化に加え、停電や断水時に備えた太陽光発電システム、蓄電池、雨水タンクの設置などがこれに該当する。
単に災害に耐え抜くだけでなく、ライフラインが絶たれた後も自宅での生活維持を可能にする点が最大の特徴だ。しかしながら、災害対応のためだけに高額・・・
【日本住宅新聞2026年6月5日号より一部抜粋】













