1. TOP
  2. 企業・団体
  3. 東京合板卸売実勢価格 国産生産量、出荷上回る 輸入の不足感は一時解消

東京合板卸売実勢価格 国産生産量、出荷上回る 輸入の不足感は一時解消

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

昨年12月の国内針葉樹合板は生産量が出荷量を上回り、在庫は0・3カ月程度上積みされた。しかしそのほとんどは受注残を抱える企業を中心として発送先が決まっており、供給状況は相変わらずひっ迫している。価格は再度の値上げによって東西共に最高値を更新した。一般流通では製品の確保が優先されているため、値上がりも受け入れざるを得ない状況だ。プレカット工場では年が明けても昨年と変わらない旺盛な仕入れが続いており、2月もその勢いに陰りはみられないと思われる。合板工場は依然としてフル稼働を続けている状況だが、慢性化する納期遅延が解消するには相当な時間を要するだろう。

【日本住宅新聞2022年2月15日号から一部抜粋】

 

関連キーワード

関連記事