「妥当な工期」4週8閉所以上は18・7%

国土交通省は「適正な工期設定等による働き方改革の推進に関する調査(令和4年度)」を実施、このほど結果を発表した。注文者から提示された工期は「妥当な工期の工事が多かった」と回答した建設企業が59%で最多。しかし、建設企業が「妥当な工期」と回答した現場の閉所率(建設機械の稼動および作業員の労働を終日休止した日数)をみると「4週4閉所」、「4週6閉所」が多く、「4週8閉所」の回答は約14%。注文者から提示された工期では完全週休2日が確保できないケースが多いことが分かった。
【日本住宅新聞2023年6月15日号から一部抜粋】