木材価格市況/値上げ品目なし 着工数減少の影響市場に現れる
東京木材問屋協同組合・木材価格市況調査委員会は、7月2日東京・新木場の木材会館で、4カ月振りとなる例会を開催した。検温や消毒等、十分な感染対策を施した上で開催された例会では、「6月から仕事が減ってきた。8月まで少ない状態が続きそう」と述べたプレカット担当者を筆頭に、木材製品の荷動き不振、価格の弱さが次々と報告された。着工数の減少を受けた木材需要の落ち込みは、いよいよ市場で明らかになっている。
【日本住宅新聞2020年7月25日号から一部抜粋】