リフォームで不燃化空間を確保 １日に90件以上の火災が発生

総務省消防庁が公表している令和３年版の「消防白書」では火災の発生状況について「平成22年以降の出火件数はおおむね減少傾向」としつつも、令和２年中の出火件数３万4691件に鑑みて「（１日あたり）95件の火災が発生したことになる」と明らかにした。また、１日当たりの火災による死者数は3･6人となっており、このような痛ましい事故を未然に防ぐためにも、家造りを担う工務店には火災に強い家造りに取り組んでいく姿勢が求められている。

【日本住宅新聞2022年5月15日号から一部抜粋】