サンゲツの「バイオクロス」シリーズ 環境負荷低減とトレンドスタイルへの親和性両立 2024グッドデザイン賞受賞

㈱サンゲツ(名古屋市)は壁紙シリーズ「バイオクロス」において「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した。
同製品は細部までこだわったテクスチャーとカラーリングが特長。同社は近年のトレンドとして、和風と北欧風のスタイルを合わせた「ジャパンディ」や、モダン空間に味わい深い木材を取り入れる「ラスティックモダン」などのスタイルを挙げる。同製品はこうしたスタイルにも合わせやすいという。
原材料には石油由来ではなく植物由来の可塑剤を使用。石油資源を節約するほか、非フッ素撥水剤を使用し環境負荷の低減に貢献する。それでいて従来の塩ビ壁紙と同等の施工性を持つことが今回の受賞につながった。
なお、同製品は壁紙見本帳「2024-2027リザーブ」に収録されている。
【日本住宅新聞10月25日号より一部抜粋】