東京都、耐震化を推進 「新耐震木造住宅」にも助成を拡充

東京都は、「第30回耐震化推進都民会議」を7月26日に開催。同会議は、建物の耐震化の気運を盛り上げるとともに、耐震化をより一層推進するためのもの。当日は、都の耐震化に向けた取り組みなどについて発表した。都の耐震化に向けた取り組みでは、都内の「旧耐震基準」(1981年以前)の建築物の耐震化を推進しており、建築物の耐震化率などについて報告。令和2年度末現在「住宅」の耐震化率が92・0%、「民間特定建築物」が88・4%、「防災上重要な公共建築物」が98・5%、令和3年12月末現在「特定緊急輸送道路沿道の建築物」が92・0%だった。
【日本住宅新聞2023年8月25日号から一部抜粋】