中国の合板企業JAS認証停止

恐れていたことが現実になった形だ。海外でJASの認証・登録を行っている「ムトゥアグンルスタリ㈱」は10月10日、中国江蘇省の合板メーカーで同制度の認証登録企業「江蘇笨笨猫新材料有限公司」(以下ベンベンマオ社)の業務停止請求報告書を農林水産省に提出した。14日、同省の発表で分かった。ムトゥアグンルスタリ社が工場監査時に品質管理記録及び工場内で試験を行った記録の提出を依頼したにも関わらず、ベンベンマオ社が正当な理由なく記録類を提出しなかったためとしている。業務停止請求報告書が提出されたことで、ベンベンマオ社のJAS認証は一時停止となった。
【日本住宅新聞2022年10月25号から一部抜粋】