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大建工業の主力床材8製品で 「SuMPO EPD」取得

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 大建工業㈱(大阪市)の床材8製品が「SuMPO EPD」を取得した。EPDは製品のライフサイクルにおける環境情報を定量的に算出する手法であるが、(一社)サステナブル経営推進機構(SuMPO)が管理運営する環境製品宣言ラベルが「SuMPO EPD」となる。
 顧客のメリットはEPD取得によりライフサイクルにおける環境負荷を客観的に見られる点。具体的には同社製品の原材料調達から製造、物流、使用、廃棄、リサイクルまでのライフサイクル全体を考えた環境情報が定量的に開示される。
 今回SuMPO EPDを取得した製品は特殊加工化粧シート床材「トリニティ」や「ハピアフロアベーシック柄」、「ハピアフロア石目柄Ⅱ 鏡面調仕上げ、艶消し仕上げ、艶消し仕上げ-VS」など同社の主力床材を含む8製品となった。
 同社は2024年3月から、床材や室内ドア、収納など主要製品の一部で炭素貯蔵量を開示し、同社製品の環境貢献度の見える化を図ってきた。業界では建材等における環境情報の開示ニーズが高まっており、この動きに応えた形だ。
 同社は「社会課題を解決する製品開発に努めるとともに、各種製品の環境負荷に関する適切な情報開示も引き続き進めていく」としている。

【日本住宅新聞10月25日号より一部抜粋】

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