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職場の抜本的な暑さ対策が重要

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厚生労働省が5月17日に公表した、昨年の職場での熱中症による死傷災害発生状況(確定値)によると、昨年の職場での熱中症による死亡者数は28人で、平成29年の2倍となったことがわかった。死傷者数(死亡者数と休業4日以上の業務上疾病者数を加えた数)は、1,178人で前年の2倍を超えている。建設業は死傷者数239人、死亡者数10人で業種別では最も多い。死亡者数は他業種と比べても突出して多い傾向が続いており、抜本的な暑さ対策が求められる。

熱中症による年間の死傷者数は、近年は400~500人台で推移していた。平成21―29年では、平成22年の656人が最も多かったことを踏まえれば、昨年の暑さがいかに深刻だったかがわかる。

【日本住宅新聞2019年6月15日号から一部抜粋】

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