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医療・福祉分野での木造施設施工の事例を紹介

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今回、1級建築士の⼤井幸次⽒が実務を行う立場から、自身が手掛けた木造の老人ホーム『社会福祉法人緑水会 えんがわうえのはら』の事例について講演を行った。同氏は愛知県で個人事務所「⼤久⼿計画⼯房」を経営しており、普段は個人住宅をメインとしながら、地域の老人ホームの設計も行っている。同物件は山梨県上野原市にあり、敷地面積が1万4649㎡、延べ床面積が5494㎡で、既存のデイサービス棟の他、63床の「ユニット型特養棟」 が耐火木造3階建、21床の「ユニット型特養棟」 と16床の「ショートステイ棟」が耐火木造2階建、「ケアハウス棟30床」が準耐火木造2階建となっている。総工費は1億4000万円(税込み)だ。

 【日本住宅新聞2021年3月5日号から一部抜粋】

 

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